2021-06-01 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
○伊波洋一君 防衛省の環境保全措置、特にジュゴン調査の予算は、報告によると、平成二十七年に十八億五千万、平成二十九年に十五億七千万、平成三十年二十二億、令和元年に二十三億、令和二年に二十三億一千万です。毎年二十億掛けているんですね。ところが、環境省の広域調査というのは年に二千万で二回やっています。その二回で、僅か二日ですけれども、ジュゴンのはみ跡を常に発見しているんですよ。
○伊波洋一君 防衛省の環境保全措置、特にジュゴン調査の予算は、報告によると、平成二十七年に十八億五千万、平成二十九年に十五億七千万、平成三十年二十二億、令和元年に二十三億、令和二年に二十三億一千万です。毎年二十億掛けているんですね。ところが、環境省の広域調査というのは年に二千万で二回やっています。その二回で、僅か二日ですけれども、ジュゴンのはみ跡を常に発見しているんですよ。
環境省のジュゴン調査はまだ終わっていない、そういう状況でボーリング調査のための工事、それも大々的な工事ですよね、そういうことを行うというのはもってのほかだと思います。大臣、すぐにこういう調査は中止をするよう防衛施設庁にきちんと言うべきではありませんか。
いずれにしろ、環境省のジュゴン調査の報告も出ないうちにジュゴンを追っ払ってしまう、そういうような調査の着工というのは私は絶対に許されないと思うんですね。ジュゴンを追い払ってしまってから環境省がジュゴン調査をやるなんというのは、本当にもう何のための環境省の調査なのかということになるんじゃありませんか。
環境省は、あそこのジュゴンを保護するために、ジュゴンの保護のために頑張ってきたNGOの方々と、何が必要かという議論を始め、そして保護のための方向性を打ち出していく、今のジュゴン調査にとどまらないようなそういう対策が、これは常識で考えても必要だと思いますけれども、大臣、いかがですか。
それで、参議院の環境委員会で、環境庁のジュゴン調査について、東海岸で生息していることがわかっているので、本年度は西海岸の調査をやるということになりまして、現在、ジュゴンが生息をしている東海岸地域は調査の対象から外れているわけですね。
環境省はその地域のジュゴンの調査に乗り出すということを聞いておりますが、防衛庁、防衛庁長官、せめてこれらあの地域の、厳正な自然保護を努めるあの地域に皆さんが基地をつくりたいといって八案を出すのであれば、沖縄県民が科学的な裏づけを持って見解が出せるような、少なくとも環境省のジュゴン調査が終わるまでは基本計画を策定しないと。
めているジュゴンの予備的調査、けさの報道によりますと、防衛施設庁の調査によっても、きのうですか、ジュゴンが発見されたという報道があるわけですが、このジュゴンの予備的調査というのは、国際自然保護会議の決議以前に決まって実施に移しているわけですが、あなた方が代替協議会で名護市長からジュゴンの調査をやってほしいと言われて、その後、国際自然保護会議でジュゴン保護の勧告決議が上がり、上がった時点で皆さんはジュゴン調査
○赤嶺委員 国際自然保護会議のあの決議と無関係な態度をとるものですから、皆さんのジュゴン調査というのは非常に不十分な結果になっていると思うのですよ。皆さんがやっているのは、ジュゴンのいわば分布調査のようなものですね。いるかいないか、何頭いるか。
今差し上げました現地新聞沖縄タイムス紙によりますと、「二月二十八日から三月三日まで、名護市辺野古沖合、海上ヘリ基地建設予定地近くで、朝日新聞取材班とともにジュゴン調査をした。」「ヘリからは三月一日を除いた毎日、早朝に遊泳する姿が確認できた。」こういう趣旨の報道がされております。